(ARIETTA 60 日立アロカメディカル)
動物の身体に痛みや負担をかけることなく、瞬時に体内の臓器を観察し、病気を診断することができます。飼い主様も一緒に画像をながら説明を受けていただけることも超音波検査のメリットです。(VIO300D/BiClamp エルベ社)
VIO(バイオ)300Dはコンピューター制御された新しいタイプの電気メスです。その機能の一つであるBiClamp(バイクランプ)は血管を閉鎖させる凝固システムで、安全・迅速な手術が可能となるだけでなく、体内に糸を残さない手術を実現します。縫合糸反応性肉芽腫を起こしやすいダックスやプードルにとって非常に重要なことです。(Aero DR / Unitea KONICA MINOLTA)
当院では撮影直後にレントゲン写真が瞬時に読影できるシステムを導入しています。迅速に結果を得るだけでなく、短時間の撮影で済むため動物への肉体的・精神的な負担を軽減することができます。(MENIOS COMPACT 東京メニックス)
酸素吸入が必要な重症例の治療や、手術後の回復室として利用します。酸素濃度はもちろん、温度と湿度も調整できるのでされているので、衰弱している動物に対してストレスを最小限に抑えて治療を行うことができ ます。(Sapientia 富士フィルムメディカル)
内視鏡は、病気に苦しんでいる動物の症状の正確な解明や、開腹手術を避けた処置を可能とするなど、動物にとって負担の少ない低侵襲な治療に貢献しています。たとえば誤食事故の際に、内視鏡スコープ内のチャネルという穴を通して鉗子を使用することで開腹することなく消化管内の異物を摘出することもできます。(DriChem NX700/Immuno AU10V 富士フィルムメディカル)
微量の血液で多項目の血液検査が可能な分析装置を院内に設置しているため、来院したその日に測定結果や診断内容がお伝えできます。また当院では従来は検査センターに送付しないと測れなかった甲状腺機能や副腎皮質機能などの各種ホルモン検査も院内で実施可能です。(SXA-10 島津メディカル)
犬猫など小動物専用のレントゲン装置です。当院のレントゲンは動物達を優しくケアするために小動物専用の条件設定がインプットされており、動物の被爆量を最小限におさえることができます。(TV01 M.E.Technica)
緑内障やブドウ膜炎といった眼科疾患の診断に使用します。角膜への接触が優しいため、痛みもなく点眼麻酔が必要ありません。(SL-17 興和)
スリットランプ(細隙灯顕微鏡) は、前眼部から結膜、角膜、水晶体、そして眼底と、眼球全般を観察するために必要な検査機器です。(BTA-200S-NBX 東京メニックス)
大型のワンちゃんもラクに昇降できる低床・電動の診察台です。飼い主様だけでなくスタッフの腰にも良い製品ですね!もちろん体重計の機能も付いています。(TheraBeam Woody USHIO)
ウッド灯は365nmの波長の紫外線を病変部の皮膚に照射し、特徴的な蛍光色によって疾患を診断する医療機器です。犬や猫では主にMicrosporum canis(白癬菌の一種で青緑色の蛍光を発する)を検出する際に用いられます。従来のウッド灯よりも大幅に検出率が上がり診断が容易になりました。(SurgicXT Plus/Varios970 NSK社)
ドリルシステムのSurgicXT Plusは主に整形外科手術に、超音波システムのVarios970はスケーリング(歯石除去)や歯根膜剥離などの歯科治療に使用します。歯科治療には他に動物用マイクロモーターや5倍速コントラアングル(歯を削る器具)など種々の器具を使っています。